1月27日(金)開催の「色絵九谷の名匠　山近 剛 回顧展」は、大雪による天候悪化に伴い、下記の通り会期の日程を変更させていただきます。

誠に申し訳ございませんが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

　山近剛（1930−2020）は佐野町の九谷焼商の家に生まれ、幼い頃から焼き物に携わります。現在の金沢美術工芸大学在学中には、北出塔次郎、武腰善太郎（二代泰山）に師事し、卒業後は小中学校で美術教諭をしながら個展の開催や、創造美術会を中心に展覧会に作品を出品しました。

　また、九谷焼上絵研究グループ『研山会』等において、これまでに九谷焼の職人や作家を目指す百人余りに指導しました。さらに制作は色絵磁器に留まらず、教員時代には埴輪のもつ表現力の豊かさに気づき、以降古代の人々の手仕事に倣い埴輪の制作も行いました。

　本展では、身近な草花・花鳥をテーマにした多彩な色絵九谷の作品を中心に、個展や展覧会に出品した作品、受賞作品、埴輪作品の計37件（41点）を展示します。

【会　　　　期】2023年2月3日(金)〜3月12日(日)

【会　　　　場】KAM能美市九谷焼美術館｜五彩館｜紫の間

【休　  館 　日】毎週月曜日、2月7日(火)※展示替え作業のため臨時休館

【関連イベント】ギャラリートーク

　　　　　　　　第1回についてはこちら→KAM 能美市九谷焼美術館 | お知らせ (kutaniyaki.or.jp)

　　　　　　　　第2回についてはこちら→KAM 能美市九谷焼美術館 | お知らせ (kutaniyaki.or.jp)