創造美術会は、1947(昭和22)年7月に設立されました。戦後の混乱期の中で、真剣な研究と努力を鞭撻し合いながら「その成果を自由に発表できる会」を持ちたいという願いが一致して始まった活動です。

　1971(昭和46)年第24回創造展終了後、第25回創造展を記念して「陶芸部」が新設されました。墨人会の陶芸部員岸園山（萬古焼作家）等と、石川県の上出長右衛門に計り、創立委員として上出兼太郎、中嶋珠光、武腰泰山、山近剛、嵐一夫の5人が参加し、1972(昭和47)年に結成しました。石川県の傾向は当時日展を中心とした陶芸界ではありましたが、創造美術会陶芸部は九谷の伝統を継ぐ上絵を中心とした方向で作品を作ろうということで会員を募集しました。

　本展では、「創造展」に出展している九谷焼作家をはじめ、県内外の陶芸作家の作品を展示します。

【会　　期】2024年8月24日(土)〜10月9日(水)

【会　　場】KAM能美市九谷焼美術館｜五彩館｜緑の間

【開館時間】9時〜17時（入館は16時30分まで）

　　　　　　※最終日は16時まで

【休  館  日】毎週月曜日（月曜祝日の場合翌日休館）

【入  館  料】一般430円（団体20名以上370円）、75歳以上320円

　　　　　　高校生以下及び障がい者と介護者1名無料

　　　　　　※｜浅蔵五十吉記念館｜と共通入館料になります